本日のオススメ。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2001/11/25
- メディア: DVD
- クリック: 24回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
とはいえ、コレに関してはすでにファンの間では伝説と化してるよーなお話ですし、オススメってよりはレビューになりますな。
で、内容。噂どーりにクソ熱い展開目白押しですね。キャラ一人一人に強烈な個性があるのもスゴイ。
中でもやはり、主人公二人・カズマと劉鳳の馴れ合わないライバル関係は相乗効果ですさまじく印象深いですねー。*1 この手の「ライバルな二人が共闘」な展開だと、どうしても途中で馴れ合っちゃうことが多い。自分的にそういう展開で一番最初に思いつくのが「うしおととら」で、アレなんかは「主人公と妖怪のコンビ」って言う基本設定に合わせて展開させたせいで、たまに出てくる対立/対立しているはずなのに一緒にいる理由が結構不自然な感じでしたね。*2 ……個人的には「立場の違う者たちが、それを越えて協力し合う」って言う展開は大好きなんで、それ自体を悪く言うつもりもないんですけど……それだけに、この作品の「そういうことはまったくない二人」の描かれ方は強烈だし、それだけにたまに語られる互いへのこだわりや信頼がものすごいインパクトで迫ってくる。
……放送当時は、腐女子の皆さんとか大喜びしたんじゃないかなーw
他のキャラクター達も魅力的なのが揃っていますね。
何の力もない一般人でありながら最期までカズマの良き相棒であった君嶋邦彦。
一途にひたすらに劉鳳への愛に殉じたシェリス。
第一印象は「一番最初に主人公の引き立て役になって果てそうだな」だった(失礼)のに、フタを明けてみれば目立った活躍こそ少ないものの周囲に気を配るとってもいい人だった瓜核。
第一印象は「うざったいヘタレお坊ちゃんか」だったし実際最初はそうだった(失礼りたーん)けど次第に男を見せ始めた橘あすか(後半はいるだけの便利キャラになったのがすごく残念)
頼れる上司〜乗り越えるべき強大な敵と見事に君臨したジグマール隊長。
そしてなにより、第一話から早口・スピード狂・名前間違い・ワケワカランこだわり・どうにも気になる前髪と異彩を伴う存在感を放ちまくり、かつそんなギャグキャラとしてだけではなく一貫して主人公達のよき兄貴分でもあったストレイト・クーガー。
どいつもこいつもまさしく「刻まれた」カンジです、はい。
振り返ってみて改めて感想。
………ホントに「真正面からブン殴る!」以外はしてない主人公って言うのもすごいなーw
とりあえず、自分の行為に後悔はない作品ですね。