本日の茅田砂子。

大鷲の誓い デルフィニア外伝 (C・NOVELS Fantasia)

　最近は「クラッシュブレインズ」シリーズが続いてますが、そのルーツともいうべきデルフィニア戦記の外伝が出ました。
　残念ながらかつての主人公たる王妃・国王にほとんど出番はありませんが、名脇役だったナシアスとノラ・バルロが主人公を勤めております。
　この作者の基本構造は「突飛な常識/行動力を持つキャラに、その他大勢が度肝を抜かれる」というものが多いんですが、外伝たるこのお話も同じ構図でした。
　誠実にガンコにしたたかに騎士道を守るナシアスに、ノラ・バルロやその他の人物が引っ張られる、という構図ですが、このナシアスもかつての本編では国王夫妻に度肝を抜かれる側だったことを思うとなんだか苦笑いが。

レディ・ガンナーと二人の皇子 (下) (角川スニーカー文庫)

　そしてもう一冊。上中下巻の最終巻です。
　私は、基本的に上下巻などは出揃ってから読むようにしているのですが、コレは待ちました*1。待ちまくりました。奥付見ると2年も待ってやんの。うわーい。それを読まずに待ってた自分もなかなかだとちょっと思った。
　まだ読んでないですが、2年も待たせた分、しっかり楽しませていただくとしましょうか。

　ま、そんなカンジです。

*1:さすがに「刃を砕く復讐者」は長すぎた(ノ∀`)