最近の懐古趣味。
最近ふっと気が向いて、漫画喫茶でまとめ読みをよくしています。
かつてはほとんどの雑誌を立ち読みしてたものですが、封印する店が増えてきたり単に時間がなくなったりで中断してたものをごっそりと読んでみたり。
そんなワケで。
○『銀河戦国群雄伝ライ』
真鍋譲治が、かつてコミックコンプで連載を開始し、後にコミックガオに移って書き上げたシリーズです。そーいやガオってまだあるんかな。最近見かけない気がするけど。
物語は、架空の銀河での架空の歴史絵巻、その中で主人公「竜我 雷」が兵卒から身を立てて天下統一するまでを描いた立身出世の物語です。連載開始当時は普通のヒーローものかと思ってましたが、(この手の話の常で主人公側の死人がほかに比べて遥かに少ないことを除けば)なかなかしっかり歴史絵巻してます。 雷の不在の首都で起きた反乱に、時間稼ぎの策で酒を献上することを無名の衛兵が提案し、鎮圧後に登用される話なんかはいかにも歴史モノっぽいエピソードで印象深いですね。
それ以外にも、いかにもマンガらしいギャグエピソードも、トンデモSFじみたピンチも、そして陰惨な合戦風景もあって、色々な側面が楽しめるお話です。
特に餃子関連はどれも秀逸。「ああ、餃子が逃げた!」wwwwwwwwwwwww
○『魔法陣グルグル』
かつてドラクエ4コママンガで柴田亜美とならぶシュールなギャグを展開させていた衛藤ヒロユキの代表作ともいえる作品なんで知ってる方も多いでしょうね。
私の認識は前述のとおりだったんで、果たしてこの物語はマトモに展開するのかなと思った記憶がありますw しかし蓋を開けてみれば、結構マジメにキャラの心情を交えて少年少女の成長物語を展開してて、ちょっとビックリ。
もちろん、いついかなる時でもシュールなギャグは忍び寄ってますがw
ま、そんな感じです。