本日のハマリ道。

うみねこのなく頃に」、プレイ終了。やはり分割エピソードの一作目だったか(´・ω・`)この辺、前身シリーズとも言うべき「ひぐらしのなく頃に」も同様だったので、そうじゃないかなーとはうすうす思っていましたが……こりゃ、完結するまで数年待たないとダメかなー。*1
やれやれ、ゆっくり推理しながら待つとしましょうか。


舞台を一新して開幕した「When they Cry」シリーズ最新作、「うみねこのなく頃に」。
物語は、とある富豪の「右代宮(うしろみや)」一族が、親族会議で伊豆諸島のなかの一つにある本家に集まるところで始まります。
例年行われる親族会議、だが当主たる「金蔵(きんぞう)」は余命いくばくもないと宣告され、親族の関心は、その遺産分配に集まっています。
そんなほの暗い孤島の中が台風で封鎖された時、惨劇の幕が上がります。
猟奇的な犯行、不可能犯罪、そして惨劇の中に見え隠れする黄金伝説、魔女の伝承。
果たしてコレは、人の仕業か、魔女の呪いか。

……うむ、精一杯魅力を伝えようとしても、
「それってミステリだとありがちだよね」
で終わりそーだw

そういった通常のミステリとこのシリーズが違うところは、「多層構造世界」の存在でしょう。
今回はまだ一作目なのでそのあたりの仕掛けは明確にされていませんが、前作「ひぐらしのなく頃に」ではとある事情により同じ時間が幾度となく繰り返され、その度に僅かずつ違うくり返しを重ねていくことで世界の真相が見えてくる、と言う仕掛けがあって、それが今作にも適応されている、と言うことです。
その繰り返しの中には、通常のミステリでは考えられない「全員キレイさっぱり皆殺し」というのもありまして。
ぶっちゃけ、今作「うみねこのなく頃に」のエピソード1、「黄金の魔女」編では、登場人物18人が全員死亡ですwwwwwwwwwwww
潔いですねw
話を戻しますが、物語の基本骨子となる部分は不変で、その中での登場人物の思惑によってまったくは違うシチュエーションに物語が展開していく、言ってみれば迷路の形は不変でも、その中で迷うルートは毎回違う、そしてそれを何度も繰り返していくことによって、迷路の構造を解き明かしていく、そういう楽しみ方をするお話なのです。

いずれ、自分なりの推理もまとまったら、ここでご紹介することでしょう。
物語の構造を考えたら、現在わかっている迷路の構造は半分にも満たないはずですから、どこまで真相に迫れるかは未知数ですが。



ま、そんなカンジです。

*1:ひぐらしのなく頃に」は、年二回のコミケのたびに一作ずつエピソードを発表し、前八篇+外伝1を四年半かけて完結させたのです。