本日の無双4 〜『蜀』編〜

 ○独断と偏見による無双の蜀のイメージ→ヒーロー大国!
 僕らの正義の味方! 司令官『劉備』と参謀『諸葛亮』の元、戦え僕らの五虎レンジャー! 悪の帝国曹魏をやっつけろ!
 五虎グリーン・関羽 五虎レンジャーのリーダー格だ!
 五虎グリーン・張飛 荒っぽいけど憎めないぞ!
 五虎イエロー・黄忠 若いモンには負けんワイ!
 五虎イエロー・馬超 正義の槍を受けてみろ!
 五虎ブルー・趙雲 なんかこの面子に混ざるとイマイチ影薄いぞ!
司馬懿「待て待て待て! おかしいやろジブンら! なんでグリーン二人にイエロー二人やねん!」
関羽「……自分たち、色とかで区別されないで、一人一人見て欲しいから……」

      す い ま せ ん 。
 のっけから飛ばしましたが、いや光栄の方も蜀に関してはまぁそんなに外してない扱いをしてるよなーと思う次第。それはさておき印象深い人たちを個別に見ていきましょう。


関羽:外見・性格ともにわりかし史実に近い扱いではないでしょーか。主人公格っぽい扱いの趙雲よりもイベントが豊富で、むしろこっちが主人公ってくらい。シブイそのキャラクターによるイベント数々は美髭公たる面目躍如! ちなみにポリゴン上、その髭のパーツは顔よりもむしろ胸に付属してると気付いたとき笑い転げました。もしこれからやる方がいたら、早めにクリアすることをオススメします。彼のルートで登場するステージ「関羽千里行」は、いいアイテム落とす適度な難易度の高さと手早く終わる短さでユニット成長に武器集めにとお世話になります。自分も一プレイごとに千里として、そろそろ地球一周するんじゃないかって勢いでお世話になりました*1
 やや動きは鈍いものの、広い範囲をなぎ倒すそのユニット性能もなかなか。


趙雲:ビジュアル的に主人公っぽいよね。実際史実でも蜀を支えた名将だし。ゲームでもキャラクター・ユニット共にクセのないすっきりした仕上がりになっていますが、それが自分には物足りなく感じてしまうのはゼイタクでしょーか。
 ……あ、でも、真乱舞の最後の「俺を見てくれ!」なカンジのポーズ決めてのジャンプはちょっと笑(ry


張飛:パワーキャラ、以上!
 ……だとさすがにアレなんでもうちょっと書きますが、関羽に比べるとイベントとかやや地味かなーと。長坂とか見せ場はありますけど。折角の娘デビューなんだから、もうちょっとそっち関係のイベントとかあったらなー。
 得物は長いけどコンボの最初は振り回さないのがやや個人的には不満。でも、だんだんと攻撃範囲が広がっていく感じが、敵陣をこじ開けてるイメージでちょっと面白い。


劉備:ユニット的には、使いやすく上がってますね。どこでも、君主は性能はよさげになってる気がします。しかし彼のルートだと、随分と長生きですね。
 キャラクターとしてはまぁ、ヒーロー大国の盟主としてはこうするしかないでしょうなー。成都の戦いとかになると特に偽善くさいですが。
でも、趙雲シナリオで呂布と対決でピンチのところに乱入してかばってくれるイベントの、「(堂々と)ここは私に任せて行け!」って感じではない、趙雲と目を合わせずに「(うわー、何やってんだよ俺相手はあの呂布だぜ鬼神呂布!乱入とかしてんなよ見捨てておけばいいのに俺死ぬ死ぬ死ぬってうっわーなに俺かっこつけてんだよやばいっていやマジでチクショー!)ここは私に任せて行け!」って挙動不審な様子で好感度が大分アップw
 さり気な見所は孫尚香との悲恋でしょうか。国の命運をかけた戦のさなかに「妹を泣かせやがったなゴルァ! 落とし前つけたらぁ!」と吼えるイカス権にーちゃんを見れるのは劉備ルートだけ!


孔明孔明先生は、なんでもお見通しー。さすが三国志後半の主人公と言われるだけあって、登場したらもう出番はノンストップ。あまりに出番がありすぎて他のキャラだけでほぼイベントは保管可能w
 クセのあるユニット性能は扱いづらくはありますが、真乱舞の極太レーザーはオトコのロマン


黄忠:えーと、上記の通り『3』はやっていないんですが、一体いつの間にこんなにファンキーなご老体に。『2』の頃はもうちょっと落ち着いたカンジだった記憶が。
 でも大好きだ。
 いいね、元気なおじいちゃん。『2』の頃より弓が目立つようになってるし。△ボタン連打燃え。定軍山燃え。あと成都での厳顔とのからみも燃え。いいキャラだ。
 でもやっぱし最終決戦時も普通に生きてるのに少し違和感が(ry


馬超:『2』の頃1・2を争うお気に入りユニットだっただけに、やはり使いやすい。前よりも熱血してますね。でもあんまり熱血するとますます三国志大戦の白銀聖闘士っぽく(ry
 トリビア:モデルチェンジで4番を選ぶと、何とかしてくれそうに見えます。


魏延ホウ統:ひとまとめな扱いですが、蜀で一番好き。むしろ無双シリーズで5本の指に入るくらい好き。怪しい風貌で独特のしゃべり方で、でも言動はまともってのはかなりの萌えポイント。ユニットとしても動きがトリッキーで攻撃してるだけで楽しいし。魏延の朴訥そうなキャラクターもホウ統の飄々としたキャラクターもよい! 反骨チガウ、って魏延が落ち込むのをホウ統が慰めるイベントとか萌えまくり。 さらに脳内で「子供好きなんだけど怖がって寄ってこなくて落ち込む魏延」とか「なんかの拍子で誤解が解けてなついてきた子供に、大喜びで部族伝来の木彫り人形とか作ってあげる魏延」だとか「その様子を影で見てほくそえむ、和解の影の仕掛け人のホウ統」だとか萌え回路がギャンギャンと暴走しております、ええ。
 しかしまぁ、なんだって光栄は魏延をこんな朴訥なキャラクターにしたのかね? もうちょっと裏切りキャラっぽくしておけばイベント時に齟齬しないで済んだのに。その整合のためか、「何かあったら殺して済ませる残忍キャラ」としてキャラクター立ててるっぽいけど、それすらも逆に「恩に報いるために働くが、その手段は自分には殺すことだけだ」ってな萌えキャラになっておりまんがな。
 もう、孔明がこんなにもいけずに見えるゲームも初めてですw


姜維:えーと、繰り返しになりますが「2」以来なんで変化がわからないんですが、なんでしょうねこの丞相萌えっ子犬キャラっぷりは。「陳倉の戦い」とか凄かったですねー。孔明に指揮を任されて、スンゴク嬉しそうに張り切ってなんにも考えずに正面から攻めてでも失敗してショボーンとしちゃって、「はっはっは、まだまだだねぇ。お手本見せるからよく見ときなよ」って孔明に言われて泣いてたカラスがもう笑って「はい、丞相!」とかコレがまたスンゴク嬉しそうで(ry いつの間に白井恵理子の「Stop劉備くん! 1―白井版三国志遊戯 (MFコミックス フラッパーシリーズ)」準拠になったんでしょうか。
 ユニット的にはやや範囲狭いもののやはりクセが少なくて使いやすい。馬超とか一般兵と太刀筋が似てるけど、これってこの世界の教本どおりのきれいな型なんだろうか。


月英:『2』の頃には色んな意味でキッツイ女性キャラばかりだった反動なのか、しっとり落ち着いたおねーさんキャラ、というか人妻キャラか? 史実では不美人*2だったそうですが、ここでは普通に美人さんです。まぁさすがに不美人では出せまいw ただ落ち着きすぎてて、面白みにかけてしまったのが残念。イベントも戦況を作用する重要なものが多くて他キャラで十分見れたし。
 ユニットとしては私好みの広範囲なぎ払いキャラなのでなかなか。でもやや非力なのかな? ユニーク武器取るために「難しい」の「五丈原」とかいったらエラく苦労しました。


関平星彩:どちらも『2』の頃にはいなかったので楽しめました。光栄的には幼馴染キャラとして立てていたらしく……ええ、これには直球で萌えました、ええ。「背、伸びた?」「そ、そうかな…? 自分じゃわからないけど」とかもう悶え(ry
 それだけに星彩ルートだと関平くんは史実とおりに早々に退場してしまうのが切ない……。
 ユニットしては、星彩の方は攻撃範囲が狭く動きも遅めで、ダッシュ攻撃や□連打のコンボでどっか行っちゃうわと、ちょっと使いにくいカンジでした。せめてC4のカチ上げがもうちょっとあたりやすかったら……
 関平の方は、おなじみ私好みの薙ぎ払いキャラで、しかも重い武器を全身使って振り回してる感じの重量感がイカス感じです。でもそれだけに、普段の持ち方がやや気になる。いや多分腰の後ろに引っ掛けるところがあって、右手は添えてるだけなんだと思うんですが……なんか見てると、あの重そうなモンを不自然に持ってるように見えてしまって……。
 乱舞とか一生懸命オヤジの真似してるんだねーと言う感じの太刀筋でちょっと萌え。

 飽きた長くなったんで、他の国に関してはまた後日。

 ……あ、そうそう、五虎レンジャーの後番組は趙雲をリーダーに格上げして新たに姜維魏延関平星彩を加えた蜀漢ファイブっていってね…

*1:余談ですが彼のライバル夏侯惇で登場する裏バージョンの千里行は、慣れれば20秒で終わるので護衛兵集めにオススメ

*2:個人的には別の民族の血が混ざっててエキゾチックな美女だったけど、色が黒いので当時の中国の価値観的には不美人だった、って説が史実とロマンが両立してて好きです